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KELOS新聞(2023年夏号)天童市の小さなワイナリーからの便り

天候に恵まれて順調な生育 / 雨が少ない夏・ぶどうは笑顔

山形の梅雨明けは7月22日頃(気象庁発表)でした。その後は晴天が続き、雨が少なく、ぶどう達の生育には有難い気象条件です。

大粒ぶどうで生食用のピオーネは雨よけ傘(蝋引きの紙製)の下で色付き始めました。房や粒の状態を確認して、わずかに発するぶどうの香りを感じながら、袋掛けを進めています。未だ、酸味が強いですが、9月上旬には完熟して糖度が上がったピオーネを収穫できそうです。

↑色付き始めたピオーネ(5番畑で8月8日撮影)

ワイン用ぶどうもスクスク育っています。春の芽吹きから、伸びてくる新しい枝を誘引して、房を選抜、病気を防ぐための雨よけ(傘や透明シート)を付け、農薬散布、草刈りなど畑のお世話をしています。

収穫はキャンベル・アーリー(8月下旬)からプティヴェルドー(11月上旬)まで続きます。天候に左右される面も多いですが、畑とぶどうを注意深く見守って、良い状態で収穫できるよう努めていきます。


畑とぶどうの今

葉の緑色は濃くなり、枝を広く高く伸ばし、夏の日差しをたくさん受けています。畑仕事の私達は太陽が照り付けるお昼間は棚仕立ての日陰で、朝晩は垣根立ての作業にして暑さを凌いでいます。

↑棚仕立て・4番畑

↑垣根立て・8-1番畑

↑シャルドネ・3番畑

*ホームページのギャラリーで他の写真もご覧になれます。


ワイナリーの今

瓶詰めの終えたワインは、空調装置で室温を管理した貯蔵室で出荷されるのを待っています。ワインボトルのコルク栓は微小ですが空気を透過します。大きな温度変化はコルクの呼吸が促進され、ワインの品質に影響を与えます。そのため、定温の環境で保存することをお勧めしています。貯蔵室の温度は18℃以下、日光が入らないよう窓を遮光しています。

8月下旬から始まるワインの仕込みに向けて、大掃除、床のペンキ補修、機械装置の試運転、ワインスタイルの計画など準備を進めています。


ワインイベントの参加報告

美酒県山形フェア(6月)、山形ワインバル(7月)に出店しました。山形ワインバルでは沢山のご来店をいただき、一時は行列ができてお待たせしてしまい、また途中で売切れ御礼になってしまい、並んでいただいたお客様には申し訳なく思っております。

神奈川県川崎市で開催された「全国MBAワイン大集合」(7月)にも参加しました。MBAはマスカット・ベーリーAの略称です。

イベントに参加して、皆様と直接お話できたことが、とても有意義でした。これからのワイン造りのヒントも頂きました。

↑山形ワインバル@かみのやま温泉(7月1日)手前がKELOSブース


ワインと料理のペアリング

一昔前は、マリアージュとも言われていたワインと料理の相性。ワインスタイルやぶどう品種によって、料理、食材の組み合わせを楽しんでいます。

マスカット・ベーリーAは和食との相性が素敵です。お醤油で味付けした料理、例えば山形名物の芋煮もOKです。ワインにあるハーブの感じが、わさび醤油で引き立つので、お刺身と合わせたりしています。豚肉の生姜焼き、焼き鳥、酸味が効いた酢豚、小松菜と油揚げの炒め物(味醤油)…、考えるだけでも楽しいです(ケン)。


編集後記

 昨年の夏は、ワイナリー立上げで大忙しでした。今年は少し時間の余裕ができるかと思っていましたが、ぶどう栽培は幾らでも手を掛けることがあり、相変わらずの忙しさです。 収穫まで何が起こるか分かりませんが、美味しいワインは、良いブドウからを信条に頑張ります(ケン)。

 あっという間に1年が経ちました。ショップやイベントで沢山の方と直接お話して、お褒めの言葉、アドバイス等を頂きました。皆さまのメッセージを前向きに捉え、これからの仕込み作業に励みます(ヨシコ)。




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